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映画「F1/エフワン」を観た感想。

(※2025年7月10日にnoteへ投稿した文章です)

 ブラッドピットの一番メジャーな作品って何だろう?
 「インタビューウィズヴァンパイア」か、「セブン」も有名だしやっぱり「オーシャンズ11」かな。これ!という作品が一つだけではなくて、ああそうだこれもだわ、というのがブラピのいいところ(?)。
 私がブラピを知ったのは多分、「インタビュー〜」で、でも観たことあるのはあまりなく。「セブン」「メメント」「テルマ&ルイーズ」「snatch」「ブレットトレイン」くらい。調べてたら「デッドプール2」にも出ているらしく、え?全然記憶にないよ。とにかく顔がいいよね〜。ブラピ祭りしようかしら。

 久しぶりにブラピ様を大画面で拝めるので楽しみにしていました。
 F1とは無縁の人生で少し不安だったけど、そんな不安は全く必要なく、わかりやすいストーリー展開で助かりました。

 起きて5分でレースに出て、しかも夜?何時間も??という私には未知の領域でも、何やらすごいことをやっているというのが分かる。腕時計とトランプのカードを大切にしているし、写真にうつる親子はきっと若い頃のお父さんと子どもの頃のソニー。そういった部分も背景や過去の物語を想像させてぞくぞくする。テニスボールを二個持って弾ませたり、フルーツのカゴめがけてトランプカードを飛ばしたりするのもレース前の大切なルーティンなんだろうな。
 
 昔一緒にレースをしていた親友のルーベンがやってきて、弱小チームを救ってくれと頼みにくる。ここのやり取りも何だかおしゃれでよかったな。「携帯を貸してくれ」「断る」からの、あれ、二人は知り合い?ってなるところ。二人のように私もきっとニコニコしてた。
 そのチームには新人のジョシュアがいて、少し生意気。ソニーを年寄り扱いする。でもその裏には自分の居場所がなくなる不安とか、ファンやスポンサーに媚びへつらうことに疲れているのが見えたり見えなかったり。
 そんな二人の衝突や分かり合えたと思ったとこでのジョシュアの暴走、また衝突して最後はまた分かり合う、というシンプルなストーリー。
 チーム内の人間関係、特にみんなで「コンバット!!」と大合唱するところやピットでのチームワーク(3秒以内でタイヤ交換するんだぜ!)がアドレナリン出た。そして他チームの人たちも、レース中は殺気に満ちているけどレースが終わればお互いにシャンパンを掛け合っている姿に感動した。
 最終レースは古傷の痛みや視力障害の不安がありながらも、チームで戦う。最終レース前は本当にドキドキしたし祈ってた。みんなケガしないで戻ってきて。
 ケイトとのあれこれは蛇足かな、という気がした。
 最後のトランプ、何のカードだったんだろう。笑ってたよねー。ジョーカー?スペードの7?気になる…!!
 そしてバハへ。楽しそうに砂漠を走っていたのは印象的。バハの人たちもなかなか個性的に見えたので、ぜひ続編で掘り下げてほしい。まぁ、ここで終わるのがいいんだろうけど。

 この映画の醍醐味は何よりもレースのシーン。そして、ほとんどずっと流れているBGM。最高にかっこよかった!前半は正直、ずっと音楽鳴ってるー。と思っていたけど、後半は次にどんな曲が聴けるか楽しみになっていた。我ながら順応性が高くてありがたい。本編前の予告でサントラが発売されているらしくて、さっそくSpotifyで聴いています。

 ここまで読んでくれた方がもしいたらうれしいです。ありがとうございました。

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